思い出日記

毒親 元クリスチャン 元精神科看護師 

婦長との思い出

私がはじめて勤めた病院の総婦長さんの思い出

学生になりたて病院内を駆けずり回り今で言う看護補助として色んな雑務をこなしていた。一般病棟は真ん中に廊下 左右に病室 扉は開けっ放しの大部屋が並んでいた

私は廊下の端っこをこそこそ歩いていた それを見ていた婦長さん おーいお前ちょっとこい あ まずい なにしたなにした?ど緊張しながら婦長室へ「なんで呼ばれたかわかるか?」解りません

即答だったな(-∀-)「あのな廊下の端は誰のもんかわかるか?」解りません 本当に解らなかったよ

「端っこは患者のもの手すりかあるだろう 職員は真ん中を歩くもん 左右の部屋の観察しながら何かあったらすぐに向かえるように 患者の邪魔すんな」ハッとしたよそんなこと考えてもなかったから それかはど真ん中を左右に視線を分け歩くようになったよ また働きだしての初めての冬その婦長さん自らはお湯を沸かしてる ん?なんで???みんな手を温めてる 解らない なに

してるのか 聞いてみた

朝の検温に行くのに手が冷たいと患者さんが驚き心臓がドキっとするからしい 今と違って体温計は水銀ガラス容器 脈は指で ついでにまだガラスの注射器だった まだキャップ被って白のストッキングまとめ買いしてた 千趣会てのも流行ってたなぁそんな時代だった もちろん本人告知なんてなかった時代 治ります治ります詐欺もやってました。

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